相泊川でカラフトマスの遡上を観察

世界遺産知床の羅臼側、北海道道87号知床公園羅臼線の終点が相泊(あいどまり)です。羅臼町側でもこの先は住む家もなく道路もありません。この先、海岸沿いにあるのは番屋(漁業用の作業施設)だけです。 そんな相泊には「キケン道なし!」の看板も立っています(関連記事/知床半島「キケン道なし!」の相泊へ)。

その「キケン道なし!」の看板が立つのが相泊橋。橋の下を流れるのが相泊川です。 この橋を8月下旬〜10月中旬頃に渡る機会があればぜひ橋の下をじっくりと見て下さい。多分黒い魚影がうようよと・・。

相泊川・カラフトマス遡上

これがカラフトマス(樺太鱒)。アラスカなどではピンクサーモン(Pink salmon)とも呼ばれています。
網走などでは「オホーツクサーモン」と称し、肉質は柔らかく脂ののりも抜群のためブランド化を図っています(網走の漁獲高はシロザケ1万t、カラフトマス2500t/定置網で揚がります)。

背面や尾びれ、脂びれに黒い斑点があるのが特徴で、初秋に川に入り流れのある砂礫層で産卵します。
初秋には相泊川の河口にもマス釣りの太公望がズラリと列をなしています。
相泊(あいどまり)は、アイヌ語ではなくアイ(ヤマセ)が吹いたときの泊(停泊地)の意。
幕末の探検家・松浦武四郎の『知床日誌』ではカモイヲヲベツと記載があります。

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