冬の知床ねむろの魅力/羅臼町郷土資料館で「北海道の歴史」を学ぶ
知床は、アイヌ語の「地の果て」といわれるシリエトクに由来するといわれていますが、羅臼町郷土資料館を学芸員・天方博章(あまがたひろあき)さんに解説で見学すれば、知床に花咲いたオホーツク文化などを知るに連れ、むしろ北方系の民…
知床は、アイヌ語の「地の果て」といわれるシリエトクに由来するといわれていますが、羅臼町郷土資料館を学芸員・天方博章(あまがたひろあき)さんに解説で見学すれば、知床に花咲いたオホーツク文化などを知るに連れ、むしろ北方系の民…
標津町(しべつちょう)の海岸から少し内陸に入った原野にある伊茶仁カリカリウス遺跡は、伊茶仁川(いちゃにがわ)とその支流、ポー川との間の台地上に形成された遺跡。407haの広大なミズナラ林を主体とした遺跡の森が海岸から内陸…
羅臼町の中標津寄りに位置する峯浜地区。海岸線から少し入った高台に建つ旧植別小学校を再生した資料館。「羅臼は、衰退したオホーツク文化が、擦文文化との『融合』という形で痕跡をとどめる貴重な場所」と解説するのは学芸員。「北海道…
斜里町役場の裏手、知床博物館の西側のこんもりと茂った町民公園にある史跡。1807年(文化4)年、江戸幕府は津軽藩、秋田藩などの東北諸藩に蝦夷地警備を命じています。寒さに強いという理由で東北諸藩がロシアの南進策に対抗する蝦…
野付半島は、全長28kmの日本一長大な砂嘴(さし)です。細いところでは幅は数十メートルしかありません。半島中央部から先に人家はありません。あるのは鮭の定置網の番屋だけです。北方領土のひとつ、国後島に最も近いのもこの野付半…
羅臼町に飛仁帯(とびにたい=現在の羅臼町海岸町)という場所があります。《トペ・ニ・タイ(tope・ni・tay)=イタヤカエデの集まる森》というアイヌ語由来の地名ですが実は、この地名歴史学にとっては実に有名な地名になって…
知床半島というと「地の果て」イメージのPRによって、「秘境」「人跡未踏」などのイメージが強いのですが、実はこのイメージは近年つくられたもの(詳しくはシリエトクは「地の果て」でない?を参照) 知床半島は北海道、いえいえ日本…
知床の語源は先住民族であるアイヌの言葉に由来し、「地の果ての尽きるところ」を意味します。その名のとおり、厳しい自然と人を寄せ付けない地形が、陸域から海域に繋がる、比類ない生態系を育んでいます。ー『知床』の世界自然遺産登録…
旅行雑誌や旅行代理店のパンフレットに「シリエトク、大地の果てるところ」などというかっこいいフレーズが並んでいます。 実は、これは、ウソといったら驚かれるでしょうか。
【麻布町】(あざぶちょう) オ・タッニ・オ・マップ(o・tatni・oma・p)=川尻に・樺の木が・ある・もの(川)。羅臼町の字名です。以前は於尋麻布(おたずねまっぷ)という字が充てられていましたが、昭和36年にその地名…