野付半島・トドワラへの観光船が発着する尾岱沼(おだいとう)の港。その一画に温泉が湧き、さらに公衆浴場があることを知る旅人は多くありません。かつてライダーが北海道を席巻した時代には人気だった地の一つが尾岱沼です。
観光船の発着する尾岱沼に公衆浴場が!
そんな尾岱沼にある「公衆浴場浜の湯」。おすすめの理由は、2つの泉質(アルカリ性単純温泉=pH:8.1・ナトリウム塩化物泉=pH:7.8)と露天風呂。実は露天風呂側には国道が走っているのですが、国道をドライブしている時には、まったく素敵な風呂に気がつきません。まあ、見えないわけですね。
きっかけは昭和57年に敷地内で水井戸を掘削したところ地下300mから約28の温泉が湧出。翌年再度温泉の開発を行い地下980mから高温の温泉が湧出。「公衆浴場浜の湯」開設となった次第。 内湯の方は、アルカリ性単純温泉とナトリウム塩化物泉のブレンド温泉。露天風呂の小さい湯船の方のみアルカリ性単純温泉が掛け流しになっています。
●公衆浴場浜の湯
野付郡別海町尾岱沼港町235-5
TEL0153-86-2600 14:00〜22:00/火曜休