別海町鉄道記念公園

平成元年4月に廃止されたJR標津線(しべつせん)西春別駅(にししゅんべつえき)の跡地に建てられた鉄道記念館を中心とした公園。JR標津線は釧網本線の標茶駅で分かれ、22.5kmの地点が西春別駅でした。昭和14年から昭和24年にかけて標茶町虹別へと向かう殖民軌道虹別線の停車場も設置され、道東開発の拠点駅のひとつ。

標津線西春別駅跡地が鉄道公園に

戦時中は、駅の西に陸軍航空隊計根別第五飛行場(現在の航空自衛隊計根別飛行場)が設置され、軍事用引込み線も敷かれていたとか。

鉄道記念館にはホームなどが保存される奥行臼駅(おくゆきうすえき)を除く別海町内の廃駅の駅名標が保存されています。

鉄道記念公園の野外展示コーナーには、D51-27蒸気機関車、ディーゼルカー(キハ22 239)、車掌車(ヨ4642)、ラッセル車(キ276)も展示されています。

別海町鉄道記念公園 DATA

名称 別海町鉄道記念公園/べっかいちょうてつどうきねんこうえん
所在地 北海道野付郡別海町西春別駅前西町271
時間 記念館は9:00〜15:00
休業 記念館は月曜(祝日の場合は翌日)、12月28日〜1月7日休
料金 無料
ドライブで 釧路空港から約93km
駐車場 38台/無料
問い合わせ TEL:0153-77-3094

 

ABOUTこの記事をかいた人

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!